ぴよぴよぴよ★★★★☆

ぴよ ぴよ ぴよ (ひらのたけし)
 ぴよぴよぴよ

大人の視点で読むと特別おもしろい！と感じないので

有名な本だと知らなかったら

きっとなかなか選ばないと思います


というのも、甥っ子のお下がりでもらったんだけど

イマイチ良さが分からなくてほとんど読まなかったんです

でも絵本の解説を聞いた時に

「大人の視点」から選んでしまっていることに気づいて

それじゃいけないんだと、思わせてくれた絵本です


内容は、ただひよこが次々と現れてぴよぴよ鳴き

雄鶏のところにたどりつくというお話


実はもう一匹の出演者がいるんです

それがひよこを狙うねこ



ひよこを発見したねこは段々と体制を変えてひよこを狙うんだけど

雄鶏が現れて諦めます

そして、そのねこも母猫(父猫？)のところに帰るんです


聞くまで、全然眼中に入ってなかったんです、ねこの存在

だけど、子どもの視点だったらきっと気づくんでしょうね


4才の娘は、おしりがちょっと見えるひよこを見て

「これなんだろうね～」って聞いたり

「ぴよぴよ」繰り返される音をまねたりして

楽しんでいました


大人が「良さそう」と思う本と

子どもが惹かれる本って違うんだなと感じます


それと、雄鶏が「こっこっこ！」と鳴く場面で

私はひよこ達に話しかけたと思っていたんだけど

「ねこを睨んでいる」「鳴いてねこを威嚇している」という意見が多くて

捕らえ方も人それぞれだなぁって思いました
 ぴよぴよぴよ

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